足裏のマッサージにはダマされるな!現実的な効果とは?
足裏のマッサージが痛い=内蔵が悪い?
私もそうですが、なんだか足裏をマッサージすると痛いところがあるんですよ。
すると、
「あれ?これってどこか悪いんじゃ・・・」
って思っちゃいますよね。
これって実は問題あるんですよ。
テレビのバラエティ番組なんかで足裏をマッサージされて悶絶するシーン。
そして決められたように「○○が悪いですね」という足裏マッサージ師。
どなたにもこんなテレビ番組に見覚えがあると思いますが、
足裏のマッサージで病気が見つかるなんてことはありません!
たまたま、その後の健康診断などで本当に病気が見つかることがないとは言い切れませんが、
内蔵の病気や弱りが、直接足裏に影響をおよぼすなんてことはないでしょう。
逆に「足裏をマッサージしても痛くないから身体には何の問題もない」という
間違った思い込みは大変危険です。
- 足裏のマッサージが痛い=病気
- 足裏のマッサージが痛くない=健康
では決してないので、足裏のマッサージの過信は禁物です。
足底反射区とは?
マッサージ店などにいくと、足裏の部位と内蔵や器官のカラフルな対応図が
壁に貼ってあったりしますが、あれも西洋医学的には根拠なんてありません。
あのカラフルな足裏図は「足底反射区」を表しています。
他にも「足裏反射区」「フットチャート」などとも呼ばれているようです。
西洋医学的には根拠がないと言いましたが、もう一つ。
足底反射区はリフレクソロジーの概念ですが、流派によって微妙に異なるようです。
リフレクソロジーに流派があるのも知りませんでしたが、
解釈もそれぞれ違うんじゃ、どれを信じれば良いのかわかりませんね!
ダメだこりゃ〜
それから、「足底反射区」は「つぼ」とも違うんですよ。
混同している方が多いですが、
- 「足底反射区」は「面」
- 「つぼ」は「点」
という違いがあります。
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期待できる足裏マッサージの現実的な効果
ただし、足裏マッサージには何も効果がないと言っているわけではないのですよ。
現実的には、内臓や器官への影響ではなく、
- 足のむくみの解消
- 冷え性の(一時的な)改善
- 足の疲労の軽減
などが挙げられます。
旅行などで長距離を歩いた時や、長時間の立ち仕事の後などは
足裏をマッサージすると気持ちいいですからね。
足裏マッサージを全面的に否定する気はありませんので誤解のないようにお願いしますm(__)m
マッサージには国家資格が必要
そうそう。
ところで、マッサージには国家資格が必要なのはご存知でしたか?
店名に「マッサージ」を掲げて営業するには国家資格である「あん摩マッサージ指圧師」の資格が必要です。
でも、多くの整体やリフレクソロジー、もみほぐしのお店では店員さんは無資格の可能性があります。
よく見ると、店名や看板に「マッサージ」という文言が書いてないんですね。
あくまでも
- 「マッサージではなく整体である」
- 「マッサージではなくリフレクソロジーである」
- 「マッサージではなく、もみほぐしである」
というところなのでしょう。
また、無資格者はもちろんですが、「あん摩マッサージ指圧師」も「医師」ではありませんから、
病気の診断はやってはいけません。
医師以外の人が足裏をマッサージして
「○○が悪いですね〜」
「▲▲という病気です〜」
というのはご法度なんですよ。
気をつけてくださいね!
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