土用の丑の日には何故うなぎ?うなぎの旬は夏じゃなかった!

土用の丑の日というと、スーパーなどではうなぎが盛んに売りだされますね。
土用の丑の日にはうなぎを食べるという風習はいつから始まったのでしょうね?

そもそも、土用ってなんだ?
丑の日って何?
なぜ、うなぎを食べるのか?

ちょっと好奇心をくすぐられませんか?

土用の丑の日うな重

土用って何?


土用というのは、古代中国から伝わる自然にまつわる哲学的な思想である「五行」に由来する暦のひとつです。

明確に何月何日が土用です、と言えるものではなく、毎年、微妙にずれているんだそうです。
言われてみると、ニュースなどでも「今年の土用の丑の日は〜」なんて聞きますよね。

それから、土用というのは1年に4回あるんです。
立春、立夏、立秋、立冬の直前の約18日間が「土用」になります。

なぜ、きっちり18日間ではなく、「約18日間」なのか?


土用もそうですが、立春や夏至、大暑、小暑などの「二十四節気」の定め方には2種類あります。
平気法(へいきほう)」と「定気法(ていきほう)」です。

そのひとつ「定気法」で土用を定めると「約18日間」というアバウトな答えになってしまうのです。
ちなみに、定気法は国立天文台が正式に発表しているものです。

なぜ国立天文台が?


定気法は、太陽が天球上を通る通り道(黄道)を24分割して、それぞれの点を太陽が通る日に二十四節気のひとつを割り振っていく方法です。

(実際は、地球が太陽の周りを廻っているのですが、地球からの見かけ上、太陽が天球を周回しているように見えますよね?)

太陽の通り道を正確に観測して導き出されるものですから、国立天文台が担当するのも頷けますね。


太陽の速度は一定ではない!


太陽の通り道を24分割したとしても、太陽の移動速度は、実際は一定ではありません。

冬至の頃は太陽の進むスピードはやや速くなり、夏至の頃は逆にやや遅くなります。

したがって、年に4回ある土用の期間は厳密に言うと一定ではなく、約18日間というアバウトな日数になってしまいます。

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じゃあ、丑の日って?


あまり気にしない人が多いのですが、日付には干支が割り振られています。
丑の日は、「辛丑」「丁丑」「己丑」などがあります。

で、土用の期間のうちの丑の日が、「土用の丑の日」となるのです。
そのままですね・・・。

土用の丑の日というと夏のイメージですが、春も秋も冬も土用の丑の日は存在します。

今後の「土用の丑の日」


夏限定ですが、次の通りです。

  • 2014年は7月29日(辛丑・かのとのうし)。
  • 2015年は7月24日(辛丑・かのとのうし)、8月5日(癸丑・みずのとうし)。
  • 2016年は7月30日(癸丑・みずのとうし)。
  • 2017年は7月25日(癸丑・みずのとうし)、8月6日(乙丑・きのとうし)。
  • 2018年は7月20日(癸丑・みずのとうし)、8月1日(乙丑・きのとうし)。

毎年、1〜2回、「土用の丑の日」があります。
年に2回ある場合は、それぞれ「一の丑」「二の丑」とも言います。

なぜうなぎを食べるの?


うなぎ幟

いろいろな説があるようですが、一番よく知られているのは、江戸時代の発明家としても有名な平賀源内が発案したという話です。

とあるうなぎ屋が「夏の暑い日にうなぎが売れないんだけど・・・?」と平賀源内に相談しました。
すると平賀源内は「店先に『本日丑の日』と掲げなさい」とアドバイスしたそうです。

もともと、昔から土用の丑の日には「う」の付くものを食べると夏バテしないという云われがあったそうなんですが、これが大ヒット!

それからというもの、夏にさっぱり売れなかったうなぎが「あの平賀源内が言うのだから」と言ったかどうかは定かではありませんがそのお店は大繁盛したそうです。

うなぎにはビタミンAが豊富に含まれていて、夏バテ防止には効果が高いです。
ですから、実は夏の暑い日にうなぎを食べるのは非常に理にかなっているのです!

うなぎは夏より冬!


今では「うなぎの旬は夏だ!」と誤解している人もいそうですが、実はうなぎは冬眠の準備のために秋から冬に掛けて栄養を蓄えます。

ですから、夏より冬のほうが脂が乗って非常においしいのです。

残念なことに夏のうなぎは春や秋よりも味が落ちるそうです。。。

夏に食べるうなぎもおいしいと思うのですが。。。

言われてみると、他の季節にうなぎってあまり食べないので、今度、じっくり味わってみようかと思います。

でも、年々、うなぎは高くなっている気がするのですが、気のせいでしょうか・・・?

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