近大マグロと養殖マグロの違いって?値段や味の違いは?

近年、養殖マグロ、とりわけ近大マグロが注目されてきています。


日本では消費量が多いとされている「マグロ」。
中には苦手だという方もいらっしゃいますが、私のまわりはマグロ好きが多いです。

噂の近大マグロ。なめらかすぎてハマチみたい。
噂の近大マグロ。なめらかすぎてハマチみたい。 / monoprixgourmet_bis



そんなマグロも数の激減によって漁の制限などもあり、天然ものは価格も高く取引されていて、実際我々の口に入るの時も少しお高め。


天然以外に手頃な価格である養殖マグロと近大マグロがあります。


さて、その違いって何?いろいろを調べてみました。

養殖マグロってどんなマグロ?


養殖マグロは近海で捕獲したマグロの幼魚「ヨコワ」を2〜3年かけて成魚に育てて出荷する方式です。


海外では短期畜養という方式が取られていてその期間は6〜7ヶ月だそうです。


クロマグロやミナミマグロが国内外でも養殖の対象とされていますが、現在ではメバチやキハダの養殖も増えて来ているみたいです。


ただ、種苗である幼魚の漁獲制限の強化のため、養殖業者の減少が著しいのも現状なんだそうです。


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注目の近大マグロってどんなマグロ?


2002年、近畿大学水産研究所完全養殖に成功したマグロのことをいいます。


完全養殖とは、採卵から人工孵化、飼育、そして次の世代の採卵、人工孵化・・・という命のサイクルを完全に人の手によって行われる養殖です。


これまでの幼魚から育てる養殖とは全く異なり、養殖施設で人工ふ化させた完全養殖マグロで、この技術によりマグロの資源減少を防ぐ事が可能とされています。


研究当初は生き餌しか食べないとされていたクロマグロですが、クロマグロ専用配合飼料が開発されて、今では産業化が可能になっています。


ある程度育った所で、網いけす式の養殖法によって豊かな海で育つため、完全養殖とは言えども研究を重ねた結果で味もよく、すでに多くの飲食店でも取扱いがあり、安心・安全です。


価格の違いとデメリット


葛西臨海水族園のマグロ
葛西臨海水族園のマグロ / sunatomohisa


太平洋クロマグロに関した国際的なの漁獲規制強化によって、養殖で必要であるヨコワの漁獲も同じで、ヨコワの仕入れ価格の上昇が考えられます。


消費者に渡った際にも価格が高騰するという状況は、天然ものと変わらない扱いという声もあります。


また、完全養殖が可能になった近大マグロとはいえ、もともとマグロの稚魚は非常にショックに弱い魚です。


稚魚からヨコワまでに育つまでにいけすの網にぶつかり死んでしまうものも多く、まだ安定した出荷数を満たすのは難しいみたいですね。


こうした状況もあってか、現在のところ、天然マグロも養殖マグロも価格に関しては大きな違いがないんじゃないでしょうか。


ただ、日々研究は進んでいます。

近大マグロがもっと安定してくれたら、きっと美味しい養殖マグロがもっと手軽に手に入る日もそう遠くないかもしれません。

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