お遍路とは?《四国霊場八十八カ所巡り》基礎の基礎

「お遍路さん」という言葉は耳にしますが、実際どうしてお寺を回るのかご存知でしょうか。
「お遍路」についてどういった意味があるのかなど、素朴な疑問を調べてみました。

At the end of a long road
At the end of a long road / chris_harber

お遍路ってなに?意味は?

約1200年前にお大師さま(弘法大師・空海)が災難を払う為に開いた四国霊場八十八カ所を巡拝することをいいます。
その巡拝する方を「遍路(へんろ)」「お遍路さん」と呼びます。

かつては俗世間から離れる世捨ての旅と知られ、その後は家内安全や病気平癒・先祖供養など願いを祈う様になりました。

現在では信仰以外にも健康やストレス解消のため、自分自身を見つめ直す精神修行のため、そして観光としてなど、様々な目的で巡られています。

四国八十八ヶ所について

全行程1,400kmと言われています。
なぜ、四国に八十八カ所の霊場を開いたのか、この土地に定められたのか実は定説がないのですが、お大使さまが度々この地で修行していた事が元であり、八十八カ所の寺院を選び、「四国八十八ヶ所霊場」として開創したと伝えられています。

八十八カ所はどうして決められた?

八十八とは人間の持つ煩悩の数であるとされていて、厳しい道のりを得て、霊場を八十八カ所巡る事により煩悩が失せ、成仏出来るということからとされています。

他に、「米」という漢字の作りと「八十八」から五穀豊穣や、厄年である男42歳・女性33歳、子供13歳を足した数などといった説もあるそうです。

日数はどのくらいかかるの?

徒歩では個人差もありますが、約40〜50日、車では約8日と言われています。

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バスツアーはあるの?

各ツアー会社で取り揃えがあります。
また、専門センターもあり、そこでは歩き遍路の旅や、バス遍路、貸し切りタクシーや相乗りタクシーなど様々あります。

四国八十八ヶ所の四国巡礼センター
http://www.junpai-center.net/

服装は?何か決まりはあるの?

特に決まった服装がありませんが、全行程を徒歩で巡るのであれば足下はスニーカーなどが適しているのは言うまでもありません。

ただ、白衣と杖という見た目に「お遍路さん」とわかる方のが、同士の繋がりや地元の方との交流も計れるといえます。

用意するのであれば以下のものがあげられます。

  • 菅笠:梵字を前にして被ります。
  • 金剛杖:弘法大師の分身、橋の上では杖をついてはいけません。
  • 白衣:道中衣になります。
  • 輪袈裟・半袈裟:略式の袈裟。霊場巡拝の正装着。お手洗い・食事の際には外します。
  • 納経帳:各札書の納経の証に、黒書・朱印をいただく為のもの。開帳して差し出します。
また、以下のものが必要になります。

納本

納経の際に読経します。
四国霊場専用の経本が便利で、般若心経や御本尊真言、光明真言などが記載されています。
暗記をしていたとしても、納本を見ながら読経します。

納め札

各所の本堂・大師堂の2カ所の納札箱に納め、予め名前と住所を記載します。
接待を受けた時にお渡しするもので、巡礼回数によって色が定められています。
また、お礼を納めることを「礼を打つ」と言います。

納め札の色は次の通りです。

  • 白札:〜4回まで
  • 青(緑)札:〜7回まで
  • 赤礼:〜24回まで
  • 銀:〜49回まで
  • 金礼:〜99回まで
  • 錦札:100回以上

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